『弁護人 』 韓国映画感想
弁護人 2014年
변호인
〜1981年に軍事政権下の韓国で実際に起きた冤罪事件である釜林事件を題材にし、韓国で観客動員数1100万人を超えた大ヒット作〜
故・盧武鉉大統領をモデルにしている弁護士ソン・ウソク役に
ソン・ガンホ
個人的に大好き過ぎるソン・ガンホ!
今回も迫真の演技に鳥肌が立ちました!
不当に逮捕されたクッパ店の息子、ジヌ役に
イム・シワン
不当な逮捕から長時間にわたる拷問を受け、心神喪失した青年という難役を体当たりで演じており、初の映画出演だったそうですが、主役のソン・ガンホが「才能ある俳優」と絶賛していたとか。
ジヌのオンマ、クッパ店主スネ役に
キム・ヨンエ
この女優さん、去年亡くなってしまいましたね…
ドラマ沢山見ました!
とても素敵な大女優でした。
享年66歳。
***
私は、万が一自分の息子がこんな目に遭ったら?と考えただけで、悔しいわ悲しいわ、恐ろしいわで、言葉が出ませんでした。
それに相手は国家!!!!
一体誰に頼ればいいの???
何故?息子がこんな目に???
この悔しさ、悲しさを誰にわかってもらえる???
誰かお願いだから、息子を助けて!
…何とも悲痛な叫びでした。
他にもそうそうたる俳優陣!
私、この俳優さんほんとに好き!
イ・ソンミン
このシーンも泣けたな。
言葉は無いけど、男の友情を感じるシーンです。
で、こいつ大嫌い!!!!
いつも悪い役ですよね〜〜!この人!
内容に入り込み過ぎる私には(笑)、この俳優が悪にしか見えません!!!!
で!もう1人握手してるこいつ!!!!
もうね、腹が立ちすぎるのでこの2人は名前も出したくありません!←どんだけ感情移入!笑
とにかくいつも、悪役です!
検事!!!!
お前には検事を名乗る資格はねぇ!!!!
あ、失礼しました。
思わず感情が爆発。笑
***
いわゆるアカ狩りに遭ってしまった、無実の青年達。
拷問、逮捕は見せしめなわけです。
国家裁判なので、裁判官、警察、検事、全てが敵なワケです。
メディアまでもが国家の傘下。
国民はそれを鵜呑みし、唯一たった1人で無実の青年達の為に戦う弁護人をアカ呼ばわり!
こんなに悔しいことってあります???
でもこれが実話で、その裁判の弁護を引き受けたのが、ノ・ムヒョン元大統領なわけです!
もう感動しない訳が無い!
愛国者だとか馬鹿なことを抜かす、酷い拷問をした奴を前にして
「国家のため???国家とは…一部の軍部のことではない!!!!」
ソンガンホの白熱の演技にしびれまくりました!
ただやっぱり、アカ狩りの被害に遭った青年達を思うと…
悔しさが残りますね。
けど、こういう内容を映画にしてしまう韓国って、やっぱり熱い!!!!
拷問とか、ちょっと辛いシーンあります。
でも、是非見ていただきたい映画です!
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