ゴールデンスランバー【韓国リメイク版】映画感想
こんな事になるなら…
大事な仲間に、
もっと沢山会っておけばよかった…
…必ず生きて戻る!
ゴールデンスランバー
골든슬람바
原作:伊坂幸太郎の人気小説を映画化
アイドル歌手を強盗から救い、「模範市民」として一躍国民的ヒーローとなった超お人好し宅配ドライバー
キム・ゴヌ(カン・ドンウォン)
「超」がつくほど人が良いゴヌ。
アイドル歌手を強盗から救い、国の一躍ヒーローになり、宅配中でもサインや写真をねだられ「イヤ」と断れない性格。
そんな「模範市民」のゴヌが、国家権力により、時期大統領有力候補の暗殺者というシナリオを作り上げられてしまう。
目の前で起きる爆発事故から、動揺している暇もなく「国民の英雄」から「大統領候補暗殺犯」に仕立てられ、
一気に追われる立場に。
国家権力×一般市民
の大逃走劇となるのです!
原作に感銘を受けたカン・ドンウォンが、自ら映画製作会社にオファーをするほどの熱の入れよう。7年の歳月を経てようやく実現した意欲作だそう。
他の出演者も豪華!
「ビューティインサイド」や「トンイ」でお馴染みの
ハン・ヒョジュ
ゴヌの元恋人役 ソニョンのセリフがまたカッコいいんです!
「ゴヌは昔の友達じゃない。今も友達よ!」と、ゴヌを追う国家権力者に言い放つシーンは痺れます。
この人居なかったら、
とっくにゴヌは死んでます↓
国家情報元要員 ミン
キム・ウィソン
始めはゴヌを見捨てようとするが、バカがつくほど純粋ですぐに人を信じてしまうゴヌに呆れつつも、そんなゴヌを放っておくことが出来ず、最後まで一緒に戦ってやろうと腹をくくります。
脇役や、特別出演も豪華!
映画タイトルでもある、
「ゴールデンスランバー」
とは、ビートルズの曲で、劇中ではこの曲でバンド活動をしていた仲間達。
大人になってバンドは解散し、それぞれの道に進み生きていく中で、人に裏切られた経験から孤独を感じたりすることはきっと誰でもあると思います。
そんな時、久し振りに昔の仲間の声が聞きたくなること、ありますよね?
「忘れていた友達に電話をしたくなる映画になってほしい。」
とは、この映画の監督である
ノ・ドンソク
さんの想い。
たしかにこの映画を観ていて、「暗殺者」として全国民から疑いの目をかけられているゴヌでしたが、ゴヌの事を普段から知っている友達は最後までゴヌを信じ、マスコミ相手に話すゴヌの父親も、誰が何と言おうとゴヌは犯人じゃないと堂々と言い切ります。
武器も何も持っていない小市民のゴヌが、最後まで戦おうと腹をくくる事が出来たのは、信じてくれるたった数人の仲間と家族がいたから。
本物の強さってこれだよなぁ〜〜と感動しました。
ゴヌって、なんて言うか普段の人の良さが要所要所癖のように出てしまうんですよね。笑
例えば、逃走中に無断で借りてしまうバイクに名刺を置いていってしまったり、命がけで逃げてる最中なのに、宅配のことで連絡があっても、普通に答えてしまうところとか。笑
思わず「そんな電話してないで、早く逃げなさいよ!」と言いたくなるんですが、どこか微笑ましい。
仲間との友情は涙ものだけど、アクションシーン炸裂の逃走劇はぜひ、映画館で観て欲しいですね!
※3月12日現在、名古屋で上映中の映画館情報↓
シネマスコーレ
名古屋市中村区椿町8-12
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