「マルモイ」韓国映画感想
アンニョンハセヨ〜
お盆ですね
昨日は、上映最終日ギリギリで間に合った
「マルモイ」を観てきました!
「マルモイ」말모이とは?
〜「言葉集め」という意味があります〜
1940年の京城(日本統治時代の韓国・ソウルの呼称)
日本統治下の朝鮮半島では、日本語を話すこと、名前すらも日本式へと強制させられる時代だった
失われていく朝鮮語を守る事は、自分の国の精神を守る事だと、日本軍の監視と弾圧が激しい中、「朝鮮語学会」が言葉の辞典を作るまでに、全国各地からの方言を送ってくれた名もなき人々の協力、そしてその原稿を作る為に10数年の歳月を費やし、命をかけて守った人達がいた
国は奪われても精神は奪えない
この映画を観ながら…
現在の私のように、
韓国語講座を日本の人達に教えられる時代がくるなんて
この時は誰も想像できなかっただろう
朝鮮語を話すだけで殴られ、
殺されそうになる時代
大袈裟じゃなく、
戦時中や異国の統治下だったりすると
同じ人間として扱ってもらえない時代が確かにあった
そんな中でも、
我が国の言葉を守るため=自分の国を忘れない為
命をかけて言葉を守る人達がいたこと
その祖先のお陰で、
今のわたしたちがいること
丁度お盆にこの映画を観られて、
祖先に感謝しました
先輩達が命を張って頑張ってくれたお陰で、
昔に比べたら、我々は異国でもとても暮らしやすくなったと思う
本当に感謝しかありません
そして、ハングルに関わる身として、
より一層誇りを持って伝えていきたいと思った
映画を観ながら特に感じたのは、
우리(私達)ということばの温かさ
韓国人の情の深さは、やはりこういった言霊からきていると思う
この役はユヘジンにしか出来ない!
ユ・ヘジンは、お調子ものだけど、
気骨があって約束は絶対守る!
というキャラが、本当に合う‼︎
この人以外は考えられない
そして、あの独特な口調。笑
この人は本当に台詞があるのかな?
という程、全てアドリブに聞こえるくらい自然です
本当に魅力的な俳優さん
文字が読める幸せ
今の時代、
当たり前のように皆が字を読めるけど、
初めて文字を読めたときは、
きっと世界が違って見えたはず
世界中が輝いて見えたはず
そんな民の為にハングルを生み出した
世宗大王を改めて尊敬します
そして、現在の私達が今こうして
生きていられるのは、
人生の大先輩達のお陰
お盆に、祖先に感謝できて
この映画に出会えて感謝でした‼︎
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